さて、今日は久しぶりに京都観光に行ってみた感想をお伝えしたいと思います。
今のお仕事関連で海外からメンバーが日本に来たので、1日京都観光に一緒に行ってきました!京都に住んではいつつも、いわゆる「観光地」にはあまり行く機会がないので、お寺をめぐるのは2年ぶり。海外観光客がこれまでにないほど増えていていました。今後は東京オリンピックもあるので、ますます増えてくると思います。日本にとっては海外からの観光客を増やして「観光立国」となることは経済的にもとても嬉しいこと。ですが・・・「このままでいいのかぁ!?」と思う点がたくさんありました。
1、京都バス、市バスのアナウンスが「日本語ONLY」
みなさんご存知の通り、自分の足で京都のお寺を巡ろうとするとバスでの移動は不可欠ですよね。京都のお寺はいろんな場所に点在しているため、ある程度まわるには徒歩では厳しいものがあります。日本人でさえ、聞きなれない場所で、どのバスに乗ってどこで降りればいいのかって結構難しいですよね。それが日本語のわからない外国人だとしたら・・・?
京都のバスは市バスも京都バスも、アナウンスは日本語のみ。バスの前のモニターには降りる場所が表示されていますが、英語は日本語の下にちょこっと書いてあるだけです。しかもバス停の間隔も狭いため、これじゃあどこで降りるかわからないですよね。実際一緒にいたベルギー人の友人も「このバスはとても一人では乗れない」と言っていました。おそらく日本人が外国で、例えばタイでタイ語表記のみのバスに乗るようなものだと思います。本気で外国人観光客を増やしたいのであれば、電車・バスの英語表記・アナウンスはぜひ徹底するべきだと思います。
下からみた清水寺 |
清水寺にて・・・せっかくなのでおみくじを引いてみることに。京都の最も有名なお寺の一つ「清水寺」なんだから、英語版おみくじはあるよな〜と思っていたら、期待は空振りに終わりました。友人もおみくじを楽しみにしていたので、ちょっと残念な様子でした。仕方がないので、おみくじは私が英語で説明をしましたが、やっぱ自分でひいたおみくじは自分で読みたいですよね。「お寺でおみくじをひく」というのはお寺観光のハイライトの一つでもあるので、せっかく外国から来てくれた人にも体験してもらいたいです。
高台寺 |
京都だけでなく、日本全般に言えることかもしれないですが・・・、菜食主義の人、イスラム教の人にとっては重要な問題です。こういった人たちでも安心して食事を楽しめる場所がとても少ないような気がします。せめて京都や大阪など観光客が集まるような場所に、ベジタリアンやハラル専用メニューを置くレストランがもっとあってもいいような気がします。
東京オリンピックまであと5年。まだまだこの国ではやるべきことがたくさんありそうです!自分にできること、探してみたいと思います^^
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