今回は題名にもある通り、これまで見た中で「最も美しい」と思った湖をご紹介します。ニュージーランドのテカポ湖。ニュージーランドでは有名な観光スポットなので知っている方も多いと思いますが、本当に一見の価値ありです。自然の色とは思えない、湖の色。イラスト?夢?と思ってしまうほど心を奪われてしまう程の色なんです。
テカポ湖はニュージーランド南島のクライストチャーチとマウントクックの間に位置しています。クライストチャーチから車で約3時間半。マントクックからは車で約1時間ほどです。
今回の移動はクライストチャーチから、ドライバー兼ガイドで日本人のお兄さんのプライベートバンを利用しました(日本のツアー会社経由で手配)。このお兄さんは、10年ほど前にスキーにはまってニュージーランドに移住してきたという面白い経歴の方で、ニュージーランドでの生活の話、文化の話、外国との関係など本当にいろいなお話をして頂きました。例えば・・・
・ニュージーランドの女性はとても強い。政治家にも女性が多い。
・逆に男性は女性にとても優しく、「キウイハズバンド(Kiwi husband)」と呼ばれている。日本人女性と結婚する人も多い。
・羊は成長段階によって名前が違う。
などなど、長時間のドライブも全く飽きることなく、羊の群れがいる丘のようなのどかな風景を眺めつつ、とても楽しい時間を過ごすことができました。途中で美味しいアイスクリーム屋さんを紹介もしてくれました!普段はなるべく現地の移動手段やツアーを使うので、こういうプライベートツアーを利用することはあまりないのですが、日本人の視点での丁寧なガイドもいいものだな、と思います。いいガイドさんに巡り会えて感謝です。
ルピナス |
羊の群れ・・・こんな風景が続いています |
テカポ湖が近づくと、ガイドのお兄さんに「せっかくだから一番感動する方法で見せたい」と言うことで、湖の湖畔はなく丘の上に向かいます。頂上に近づくと「目をつぶって!」と言われたのでつぶり、OKの合図とともに目を開けるとそこには・・・・
信じられない程美しいブルーの湖が広がっていました。感動しすぎて言葉に表せません。空の青を移したようなブルー。空の青よりもミルクっぽいブルー。こんな色が自然にでてくるなんて本当に不思議です。
この色の秘密はというと、氷河が動く際に岩石から削り出す「ロックフラワー」という小麦粉のような粒子が水に溶けているからだそうです。光のあたり具合で反射も変わるので、湖の色も毎日異なります。それにしても不思議で息をのむ美しさです。
丘の上にはカフェがあったので、お昼時ということもありランチをここでとることになりました。テカポ湖を望みながらのランチ、贅沢すぎます。ランチにはほうれん草のキッシュを頂きました。ちなみに・・・ニュージーランドは南半球ということもあり、紫外線が非常に強い。日本の40倍とも言われています。丘の上だけあって日差しが強かったです。日焼け止め、サングラス、帽子は必需品です。
贅沢なランチ |
湖畔には有名な「善き羊飼いの教会」もあり、中に入ることもできます。この教会は1935年にヨーロッパからの開拓者によって建てられ、聖書の一節にちなんで名付けられたそうです。ここで結婚式を挙げることもできるみたいです。結構こじんまりとした教会ですが、テカポ湖を背景にするとなんとも絵になります。物語の中に入ったみたい。
善き羊飼いの教会 |
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