2014/11/23

京都一乗寺でフレンチを堪能:アルザス(Alsace)

こんばんは、久しぶりに家の大掃除をしてスッキリ気分のTABI Loverです。お布団干して、カバーも洗って、掃除機も綺麗にかけました!1週間に1日はこういうリセットできる1日はとても大切ですよね。アクティブに過ごすのもいいけど、時々はこういうのんびり家のことや自分のことをやる余裕を持ちたいものです。

さてフランス料理といえば、みなさんどんな料理を想像しますか?フォアグラ、ステーキ、オードブル・・・なんとなく高級レストランで食べるコース料理のイメージが強いのではないのでしょうか。とはいっても、フランス人は毎日そんな高級料理ばっかり食べてるはずはないですよね。ということで、フランスの家庭料理をお腹いっぱい楽しめる、そんな素敵なお店をご紹介したいと思います。

実はこのお店、私TABI Loverと相棒の第のお気に入りのお店で、ただでさえ予約が取りにくいので、あまり人に教えたくないのです。しかし!ここの美味しいお料理を少しでも多くのみなさんに味わって欲しいと思うので、今回はしっかりレポートしたいと思います!

アルザス(Alsace)

アルザスは京都の一乗寺にあり、アクセスはあまり良くないです。京都駅もしくは四条河原町からバスにのって約30分。バス停から歩いて5分ほどの住宅地にひっそりと佇んでいる小さな町のビストロです。よく使うバスは以下の2種類です。京都バスの方バス停から少し歩きますが、本数が若干多いのでよく使います。

市バス :31番系統一乗寺北大丸町下車 徒歩1分
京都バス:16、17系統高野泉町下車 徒歩5分ほど 


この地域は京大生が多いからなのか、ラーメン屋や雀荘がたくさんあります。特にラーメン屋は激戦区で、行列を作っているお店も少なくありません。唐揚げ付きラーメンがとても美味しい「高安(たかやす)」というお店も近くにあります!並びますが、こちらもおすすめです!東大路通は、以下のようなお店がポツポツある住宅街で、まっすぐ進むと右手にアルザスのおしゃれな看板が見えてきます。本当にパリかどこかに来たみたい。控えめな外観なので、初めて来た時は通り過ぎてしまうこともあるかもしれませんのでご注意を。
東大路通り

アルザス外観
お店の営業は8月と日曜日以外、午後6時〜。平日勤務のサラリーマンにとって狙いは土曜日か祝日のみ。ということは予約が殺到します。お店の切り盛りはマスターが全て一人でしているようなので、1日の1回転しかしてないのでは・・・と思います。ちなみに、予約の電話もかなりつながりにくいです。お店が開いてからだと、お料理や接客でいそがしくなるため、電話で予約をするなら開店前や開店直後の時間帯が狙い目かもしれません。予約は金曜か土曜日狙いなら2ヶ月前くらいをお勧めします。私は記念日というとここのお店を訪れているので、2ヶ月以上は前に予約はしています。そこまでしても・・・それでもこの店は来る価値があるんです!

午後6時の5分位前に入店。マスターが顔見知りの常連さんと楽しそうに会話をしていました。いつもの素敵な笑顔で「いらっしゃませ!」と声をかけてくださいます。ここのマスターは本当におちゃめで大好きです!かれこれ5回以上は来ていますが、それでも毎年半年以上は開いているので覚えてくれているのか微妙ですが、目を見て名前で呼んでくださるのでなんとも嬉しくなります。時々入れてくるギャグにはいつも楽しませてもらっています!このお店が好きな理由の半分くらいはマスターの人柄かもしれません。

アルザス店内
今回注文したのは以下のメニュー:

・にんじんサラダ
・エスカルゴ ※定番
・牛ミンチグラタン
・シュークルート ※定番
・ハウスワインボトル(赤)

合計6,800円(二人合わせて)

いつもは前菜盛り合わせも頼むのですが、結構なボリュームでメインを食べる頃にはお腹がいっぱいになってしまうので、今回はスキップ。代わりににんじんサラダを頼みました。ボロネギサラダ狙いだったのですが、今はやっていないとのこと。2月頃にまた再開するそうです!にんじんサラダもさっぱりしていてとても美味しかったです。素材の味とドレッシングが絶妙でした。

いつも欠かせない定番メニューの一つ目が「エスカルゴ」。これまで少し抵抗があったのですが、アルザスで食べて大好きになりました!サービスのバケットとエスカルゴのバジルソースの相性が最高なんです。バケットは外はカリッと中はフワフワ・・・。どうしたらこんなパンが作れるんだろう。何もつけなくてもパクパク進んでしまいます。気をつけないと、バケットだけでお腹がいっぱいになってしまうほど止まらない・・・。大袈裟ではなく、本当に美味しいんです!

大好物のアルザスバケット

エスカルゴ、ソースやみつき
エスカルゴはまったくくせもなく、このやみつきになるソースのおかげでワインが進む進む・・・。ボトルがあっという間になくなっていきます。最高のご馳走ですね。幸せです。そしてメイン第1弾は「牛ミンチグラタン」。今回初めて頂くメニューです。今の時期はマスター自家製の大根入りでした。グラタンに大根だなんてあまりない組み合わせですが、これがまた美味しい・・・。おでんの大根のように柔らかく味が染み込んだ大根とにんじん、そしてミンチとチーズがとても良くマッチしています。野菜とお肉からでたスープも絶品でした。

牛ミンチグラタン
定番の二つ目は、「シュークルート」。これは鉄板です。ここに来て注文しないことはほぼありえません。大きなソーセージにジューシーな三枚肉、ほくほくのジャガイモに、少し酸味のあるキャベツ。なんなんでしょう・・・くせになるんです。初めて食べた時の感動は今でも覚えています。家で作るポトフと似ているようで違く、他のお店でも食べたことがない味。とにかく一度試してみていただきたいです。たぶん、はまります。

シュークルート
メイン2品目を終えたところで、お腹もいい感じに満腹です!本当はもっと食べたいメニューがいっぱいなのですが、また次の機会の楽しみに。これだけ食べて飲んで、楽しい思いをして二人で6800円って、本当に安い。ありがたいです。

美味しいお料理と素敵なマスターに会いに、何度でも訪れたくなるそんなお店です。頑張って予約を取る価値のあるお店ですので、ぜひみなさん一度機会を作って行ってみてください!

2016年2月に訪れた時のレポートはこちらをご覧ください!→

京都フレンチ「アルザス」に再訪しました!

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