2014/05/13

長岡京とたけのこ②

人生初めてのたけのこ掘り。それは桜満開の時期に体験する機会がやってきました!

前回のお話でご紹介した通り、京都府長岡京は「たけのこ」で有名で、桜開花〜5月頭のこの季節は長岡京産のたけのこが至る所で販売されています。

長岡京市観光協会主催のイベント「たけのこ掘り体験」
観光協会HPはこちら→ http://www.nagaokakyo-kankou.jp/index.html

阪急長岡天神駅からバスで約10分、「長岡第二中学校」周辺へ行くと、こんな田舎の景色が広がっています。田畑が広がり山も見え、家の近くにこんなにのどかなところがあったのか、と早速感動の私です。天気もよく、まさに「たけのこ掘り日和」。

近くにこんな田舎があったとは・・・
バスを降りて地図たどっていくと、ありました、竹林です!前を歩いていたおばちゃんグループもどうやら一緒のたけのこ掘りに参加するみたいです。これまで気づかなかったけど、長岡京はやっぱり竹林が多いんです。


竹林が見えてきました!
「たけのこ掘り体験」と書かれたかわいいらしい看板を見つけ中に入ると、市役所や観光協会の方々が小さな小屋で受付をしていました。参加者は子供ばかりかな、と少し心配していましたが、家族連れが多いものの、子供から大人までいろんな人がいました!たけのこ掘りって大人でもワクワクしますよね。早速エントリーし、「たけのこないかなぁ〜」と下を見ながら歩き出します・・・。

たけのこ掘り会場受付
写真を見るとわかる通り、たけのこがとれる竹林はかなり手入れをされています。「間引きしすぎなんじゃないかな」と思いましたが、これくらい間引かないと土が固くなってたけのこが生えないそうです。隣の竹林はほとんど隙間がないくらい竹が生えていて、このような状態だとたけのこは採れないと観光協会のおじさんが教えてくれました。勉強になります・・・。
たけのこないかな〜
さて、いよいよたけのこ掘りが始まりました!堀り方を丁寧に教えてもらいますが、最初はやっぱりうまくできません。たけのこは土の中に水平に生えている根っこに沿って生えています。たけのこのカーブのでっぱている方をお腹、へこんでいる方を背中と呼び、背中の周りの土を写真の「鍬(くわ)」で柔らかくします。ある程度柔らかくほれたところで、今度はお腹部分を刃をあてて、根っことたけのこの境を探します。ちょうどいいポイントで刃を立てて根っこから切り離します。刃を立てる位置が上すぎると身を傷つけるし、下すぎると固すぎて切れない。絶妙な位置を探すのです。最初は難しくて、固過ぎて無理矢理刃を立ててしまい、身がくずれてしまうことも何回かありました。

刃を立てるちょうといい位置を探します。おじさんはさすがプロ!
見えますか?たけのこの頭。
初めてうまく根っこから切り離せたたけのこ。小振りでしたが、とっても嬉しくて歓声をあげてしまいました。旦那とも教えてくれたおじさんともハイタッチ。子供に戻ったようです。掘っては次のたけのこを探しの繰り返しで、時間もあっという間でした。いや〜たけのこ掘りって奥が深い。そして「楽しい!!

きれいに採れました!!
最後は、参加者全員が採れたものを仲良く均等に分けて持ち帰らせてもらいました。一人5〜6本はあったのではないでしょうか。二人分なので10本以上いただき、「これは食べきれるんだろうか・・・」と思いつつも、大満足で2時間のたけのこ掘りを終えました。言うまでもなく、次の日は腕と肩が筋肉痛でした!

おっきいの採れました。
みんなで仲良くわけました
初めてのたけのこ掘り、想像以上に楽しかったです。「たけのこ」そのものについて知らないこともたくさんあって非常に勉強になったし、なんといっても鍬が少し使えるようになったのが嬉しかった。経験値1ポイントくらいアップしたかな。

たけのこシリーズ最終回は、採れたて長岡京たけのこの料理をご紹介します!

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