Merry Christmas!今日は12月24日、クリスマスイブですね。皆さん、どのようにお過ごしでしょうか?最近の記事で読んだのですが、クリスマスは家族で過ごす人の割合が7割、カップルとは1割、お一人が1割らしいです。日本のクリスマスといえば、バブルの頃からはカップルで過ごす文化が根強かったのですが、最近は傾向が変わってきているのでしょうか。ただ、昨年仕事が帰り街を歩いていたら、周りはカップルだらけでした。本当にこの統計は正しいのだろうか・・・と思ってしまうくらい。
そもそも日本でクリスマスを祝うのも、文化というよりも、消費を促すビジネス戦略のような気もするので、人それぞれの考え方、過ごし方があってもいいですよね。といいつつも、やはり祭りごとは大好きなので、家では盛大に「好きなものをたらふく食べる」というクリスマス(?)パーティーはちゃっかりしました!次はお正月~☆
さて、前置きが長くなりましたが「ネパール体験記」続きます。今回は、滞在時最もよく訪れた場所「ボダナート」をご紹介します。
ボダナートは、カトマンズ中心部(タメル地区)から車で20分ほど(渋滞がなければ)のところにある、ネパール最大のチベット仏教の巨大仏塔です。仏塔をストゥーパとも呼びます。高さは約36mもあるそうです。世界のチベット仏教の中心地なので、チベット仏教の巡礼者がここに集まります。
バウダという町の中にあるのですが、この町に入るとチベット仏教の旗(タルチョー)がかかっていたり、チベット仏教の巡礼者の方がいたり、他の地域とはまた違った雰囲気です。仏塔は大きいのですが、同じくらいの高さの建物がひしめき合っているので通りをあるいていると、どこにあるか分かりにくいです。仏塔の頭の部分がかろうじて見えるかな~といったくらい。入り口もすごく小さいので油断すると見失ってしまいます。
ネパール人、及び巡礼者は無料、観光客は100ネパールルピー(120円くらい)の入場料をとられます。私は当時観光客ではなく、現地に住んでいたのでネパール語で「観光客ではありません。**で働いています。(Ma tourist hoina. Ma INGO ma kaam garchu.)」とネパール語で門番の人に伝え、場合によっては社員証を見せると無料で入れました。いかにも観光客といった格好では難しいですが、もし身軽な格好でしたらこの技使えるかもしれません。但し、ネパール語でないと厳しいと思いますが・・・。
中に入ると、目に飛び込んでくる仏塔の大きさ、迫力に圧倒されます。始めてみた時は本当に感動しました。ストゥーパの放つ不思議なパワー、その周りを回ってお祈りしている巡礼者、世界各国から集まる観光客、カラフルなチベットの旗、ストゥーパの周りを囲んでいるお店・カフェの活気・・・。
これまでいろいろな宗教的な場所を訪れてきましたが、これまでで一番のインパクトとパワーを感じたと思います。仏塔は鏡餅のような構造で、3段台が重なり、その上に石造りのドームが乗っています。さらに上には四方を見渡す仏陀の知恵の目が描かれています。ここに集まる巡礼者は、毎朝マニ車を持って周囲を108回右回りします。観光客だからといって自由に動いていいのではなく、中では信者と同じように右回りをしなくてはなりません。この場所は観光地とはいえ、神聖な場所なのでこういったルールは必ず守りましょう。
ストゥーパの周りの建物にはお土産屋さんだけではなく、レストランやカフェがたくさんあります。私はよく週末に屋上カフェを訪れ、ネパールチャイを飲みながら、ストゥーパを眺めたり、日記をつけたり、本を読んだりしていました。これまでの滞在を振り返ったり、今後のことを考えたり、単にリラックスしたり・・・私の一番のお気に入りの場所でした。値段は外のお店よりも若干高いですが、ネパールの物価なのでそれでも非常に安いですし、なによりストゥーパを見ることができる眺望を楽しめたので全く気になりませんでした。
トゥクパ(チベット料理のラーメンみたいなも)も食べられます! |
日本でもこういうお気に入りの場所を見つけたいものです。カトマンズへ訪れの際は、ボダナートはMUSTです!ぜひ、屋上カフェでストゥーパを眺めながら、一休憩取ってみてください。
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